タイ王国らしい料理?水牛を調理!~バッファローのワイン煮作ってみた。
タイ王国らしい料理をしてみました!素材は水牛・バッファロー・クワーィの肉です。私としては水牛の料理というと素揚げのものしか食べたことがなく、その時の感想は…なんとも生臭く固い肉だなぁ…という印象が残っています。そしてこの度…機会があって自ら調理して水牛の肉を食べることになりました。
そもそもキッカケは...
実は先日に農場へ行った際にですね…近所の水牛が、あまりの暑さに熱中症で死亡?したらしくその水牛を飼っている近所の方が困っているという話を耳にしました。そして近所の方々と協力して互助会的な考えでですね、その死んだ水牛の肉を買うことになりました。水牛はやはり水牛というだけあってですね、水浴びや泥浴びをしないと熱中症になってしまうのです。そして購入する水牛の肉ですが…もちろん死肉ですからね、血抜きしてない肉は臭いんですよね…肉に血が回っちゃってますからね…しかしこれもイサーン式のタンブンなんですね、いわゆる助け合いってことです。
まー助け合いって言っても、キロ50バーツという価格ですからね、ただみたいなもんですよ。もっとも水牛の精肉自体の市場価格はキロ400バーツくらいかと思いますが…ちょっと判りません…最近はタイ国内で水牛を食べるチャンスがめっきり無くなってしまったような気がします。水牛のスキン、皮の料理や素材はたまに見かけますが、そんな程度になってしまっていますね。
めっちゃ臭い!
もちろん、もともと水牛の肉は臭いんですよ。その水牛の肉を使ったイサーンのスタンダードな調理法ですが、基本は素揚げで旨味調味料をまぶすだけ…ということになってしまいます。そうするとですね…はっきり言って臭いんですよ。
先にも書きましたが…マジで臭いのです。水牛の肉自体の味は悪くないんですがね、何せ臭うんですわ…牛とも違う、水牛の臭いなのでしょうね…しかも!今回は死肉かつ冷凍の肉を使って調理してみます。実は水牛の肉を買ったのですが、とりあえずめんどくさいのですぐに冷凍しちゃったのです。
加熱するとさらに...
この水牛の肉なのですが…凍ってると臭わないのですがね…フライパンで加熱すると~ぎゃあーってくらいの臭いが拡がりまして…はっきり言って臭い!ホント臭い!ばっちり血が回っちゃってますねー本当に臭いですw
とりあえずニンニクと油で焼き色をつけようと思ったのですけどね…ホントに大変な匂いでした。
やっぱ圧力鍋でしょ...
そんなことに躊躇してはダメ!ってことで…ちゃっちゃと表面に焼き色つけて~圧力鍋へ投入!しちゃいました。そして…ワイン、ホールトマト、ローリエ等をぶち込んでですね…水牛のワイン煮作ります。
肉の臭いをとらなきゃならないので…そのためにはワインか牛乳でしょね…牛乳はダッチミルクしかないので、ワイン煮を選択してみました
凄く臭うんでワインを大目に投入しちゃいました。とりあえずぶっこんだら加熱ねw
タイにも国産のワインがあったりしまして…まー千円もしない価格でワイン1本が買えます。とりあえず4分の1本くらいを思い切って投入しちゃいました。あまりに臭いので…
調理開始20分後...
さて…加熱20分後の御姿はこんな感じです。この時点で試食してみますと…うまーーーーぃ!あーうまい!!ホント旨い!これこそ人間の食べ物だぁって思いましたよ。素揚げにしなくて良かった!やっぱり調理しないとね…調理だよ、調理!
まーそーいってもですね…私もあまり調理してないですけどね、圧力鍋が勝手にやってくれますからw 圧力鍋は偉大ですね。
すげー美味い!
そしてお皿に盛り付けしまして、ジャガイモをこれまた圧力鍋でボイルしたものを添えたりして食べてみました。食べた感想ですが…いやーめっちゃ旨いです…牛肉より圧倒的に旨いですね、味があるのですよ。特に脂が旨いね…もしかしたら血が回っていたのが旨味になっているのかもしれませんね。
おススメしときます...
とにかく美味しい料理となりました。
結局…タイ料理っていうかエスニック料理っていうか西洋料理っていうか…やっぱイサーン料理だわなw海外移住者も観光客の方もチャンスがあれば食べてみてくださいね。
これ!ホントおススメ!
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バッチョーネ タイランド