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人間も地域によって多様性があるのは当たり前…

集中豪雨による堤防の決壊対策は…

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破壊された堤防群ですが…まー気にしないことね。

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修復と決壊対策…

とりあえず今回の乾季中に修復する予定です。パワーショベルを入れての作業となりますが、この堤防群を連絡する配管を100φとする予定です。今回の乾季は一時期の集中豪雨により排水が間に合わず堤防の決壊に繋がったことになります。まー100φに変更しても決壊するなら仕方ないですからね。

この作業ですが、時期的には来年の3月頃になると思います。現在の水位はほぼ満水となっていますからね。これは半年で半分まで無くなるかも疑問なんですけどね…来月中にはこの最大池から上の養殖池への給水システムを設置する予定ですから、多分消費することができるかもしれません。現在の水量から500トンくらい使えば良い計算になりますから、1日5トン使っても三ヶ月で使い切れる勘定なんですよね。こう考えると500トンの水量って大した量ではないですね…もちろん蒸発する量も含めたら余裕な感じがしてきましたw

後ですね…最大池の堤防を延長する必要がありそうな感じなのです。本件については次回改めて検討しようと思います。

それと更なる緑化対策としてSAPの使用と井戸のポンプを1基新型に変更してみようかと考えています。

また牧場の南側が緑化されていないことについても改善する必要がありまして、この件については1基新たに井戸を掘る方法と既存の井戸にタンクを設置し、スプリンクラー用の設備を導入し散水するという方法の二通りで検討しています。

井戸を新規で作れば、そのまま周りに放水したら良いので人間に頼らない仕組みとなります。スプリンクラー用の設備を導入すれば、他の場所にもかなり自由に広範囲に散水可能になりますが、オペレーターが居ないと散水出来ないということになります。もちろんオペレーターは私になりますから、私が不在時には散水が行われないということになってしまいます。

折衷案ならば、新規の井戸には今後交換するポンプを転用し、スプリンクラー用の設備は現在持っているジェネレーターや220v用の機材を使って運用するということになるかと思います。とりあえず散水する水をバッファしておくタンクが必要になりますから、それは設置しないとならないのですが…

あまり金を掛けても仕方ないですが、自動的に広範囲に散水するというのはなかなかに難しいのです。

頼れない人材…

毎日、毎日、バルヴを開け閉めしてくれる人間が必要なのですが、イサーンの田舎にはそういう人材は得難いのです…

そんな簡単な仕事なんですが、毎日ということになると途端にハードルが上がるのです。イサーンの田舎に住むコンイサーンはその日暮らしで明日のことはわからないのです。

まーそもそも雑草に給水するなんて彼等には理解しがたいのですよね。草なんて何処にでもあるから刈り取りに行けば良いと思っているし、草は買えば良いと思っているのです。その為の費用…お金は何処からくるのかとかは、計画的に金を扱ったことのなく、そもそも普通に働いたこともない彼等には理解できるはずもないのです。

本題はこちら…

私がこのように書くとヘイトとか言われる方がちょくちょくいらっしゃるのですが、そのことについて書いてみます。

大概の人間は土地に縛られて生活しており、その思考スタイルは生活している場所の自然や地理に長年にわたり否応なく影響を受けることになり、人間はその環境に影響された思考スタイルが長年にわたりDNAレベルで染み付いているのです。良い悪いとは関係がなく、発想自体が他の地域の人達とは異なることになるということを予め理解する必要があります。生活圏の気候や立地が異なる場合は同じ思考スタイルでないのは当たり前なのです。

最近の日本と半島の方々の意見や考え方の相違は根本的にはこのような理由があると思います。

日本人は特殊な島国に住んでいますから、人間である限り何でも同じと考えるのはわかりますし、最近の全てが平等であると偏向した考えを強要される環境では仕方ないとは思いますが、それは世界的には非常に特異な考えなのです。良く考えてみてください、生物の多様性から考えれば違って当たり前なのです。そしてその違いがあるという当たり前を当たり前に受け入れることが必要だと思います。それを無理矢理同じ思考なはずと決め付ける方が差別になるのではと思いますよ。肌の色や考え方や言葉が違っても人間としての権利は保証されるべきですが、考えが違うのは仕方ないことだと思います。


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