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牧場主に喧嘩を売る水牛…タイ王国の東北部の話

牧場と言っても水牛牧場なのです

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タイ王国の東北部イサーン地方にあるうちの牧場は水牛牧場でして…水牛を飼育し販売しています。

本来は回転率で利益を上げる予定でした…が、予算の関係で回転率勝負するのは厳しくなってしまいましたので、まったり経営にシフトしている状況です。来年くらいから水牛に関して新しい取り組みをやりたいと思っていますが…なかなかマンパワー不足でもありますから、余裕があれば着手したいと思います。

 

 

「牧場主に喧嘩を売る水牛」

さて…本題の「牧場主に喧嘩を売る水牛」ってことですが、上の写真の水牛くんです。水牛くんってことですから牡水牛ですね。この牡水牛は農家から適当に購入した個体で、うちの牧場に来てから一年くらいになると思います。後二年くらい育ててから売却になると思いますが、売却額は購入額の二倍程度になると思います。水牛の良いところは滅多に死なないっていうことかと思います。水牛の弱点は暑さなのですが、うちの牧場には大きな池が複数個ありますから水牛は暑ければ上の写真のように水浴び、泥遊びをして体温を下げ皮膚を守るために泥をコーティングしています。それに対して牛は暑さには強いのですが、死ぬ確率がぐっと高くなります。死なない=投資ロスがないということですからね、これはイサーン(タイ王国の田舎)に住む者にとって最高の投資先になると思います。しかも時間が経過したら元本(水牛)に利息(育つ)がのってくるのですからね。元本割れなんてことはまずあり得ないのです。

 

動画

youtu.be

とにかくこの「牧場主に喧嘩を売る水牛」ですが誰彼の見境なしに近づいた人を攻撃対象として見ているようです。ほんと必ず喧嘩を売ってくるんですよね。まだ若い牡水牛ですけどね、元気が良いのでしょう。かと言って群れの中の大きな牡水牛には喧嘩は売らないのですから、身程は判っているのでしょうね。

 

 

一見人懐っこい水牛にみえますが、水牛くんにしたら喧嘩を売っているようです。グローブをペロペロ舐めているのは、この時に施肥を行なっておりグローブについた肥料を舐めているのかと思います。

牧場の今後の方針

現在は水牛牧場立ち上げ時と経営方針が変わってしまいましたが、それはそれで新しい発見があったりします。

現状の牧場はリーダーの雌水牛を中心としたグループを牧場内及びその周辺への放牧及び草刈搬入で飼育しています。そして若い雄水牛のグループはピノム嫁の父親へ有償で預けて飼育しています。

牧場内の整備が遅々として進まないという現状と若い雄水牛のコントロール性の問題でグループ分けをして飼育せざるを得ないということです。

その預け出している若い雄水牛グループは機会を見て売却していく予定でいます。例えば牡水牛を三頭売却し、その売却したお金により新しい雌水牛三頭購入するということをやって行きたいと思います。そして新しい牝水牛を中心としたグループをもう一つ作って飼育していく予定としています。育った牡水牛は若い牝水牛より高価ですから水牛の売買で差額が発生するはずです。その差額は新しい試みに投資するのが良いかなぁ…と考えます。

 

 

 




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