牧場王に俺はなるw...牧場のデータ

牧場王に俺はなるw...牧場の立地について書いていきましょう。地味ですがお付き合いください。

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我が牧場の立地...
タイ東北部の風土...
具体的な牧場の立地...
借り上げている土地...
牧場の設備...
要塞化した家屋は(橙色の数字15)こちら ↓
灌漑用の太陽光発電の井戸は現在5基設置済みとなっています。
少し前の記事のスネークヘッドの繁殖する池(水色数字11)はこちら　↓
少し前の記事のタガメの繁殖する池(水色数字12)はこちら　↓
ピノムくんの野望で使用する土地(橙色数字18上側土地)はこちら　↓

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我が牧場の立地...

ダニ・ハウスダストにふとんクリーナーレイコップ

うちの牧場はタイ王国の東北部、いわゆるイサーン地方にあります。バンコクからですと空路60分くらいの場所でコーンケーンに到着します。コンケーン空港から車で約一時間くらいのところが牧場のあるプエイノイ市になります。距離的にいうとバンコクから450km程度の場所になります。そしてクメール遺跡があることでも有名な場所です。

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「Prasat Pueai Noi・プラサートプエイノイ」12世紀の建立とされる東西の塔門、二つの副祠堂を従えた主祠堂そして一つの経蔵で構成された紅色砂岩のヒンドゥー教寺院。砂岩を研磨したマグサ石が良好な保存状態で残っています、シヴァ神のレリーフは一見の価値があります。

こんな場所の近くにうちの牧場はあります。クメール遺跡探訪ついでにお寄り下さいませw

タイ東北部の風土...

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タイ東北部はどんな風土かというと…

タイ東北部は乾燥台地であり，降雨量が年間 1100mm～1500mm とばらつきがあるが，極度の乾燥にさらされているわけではない。地表面は砂質固結土であるが，降雨は深部まで浸透しやすく，保水されにくい。さらに地下水および土壌に塩分も含まれているため，タイの他の地域に比べて生態環境が悪く，農業生産性が低い土地である。その結果，乾季における製塩は，農家の副業として発達してきた。
タイ東北部の地形は、山脈に囲まれるサコンナコン・コラートの両大規模内陸盆地の下，地下深度 150m～300m 位に東南アジア最大の岩塩層が存在していることが1960～1970 に発見されている。大陸移動前の大昔，熱帯の海底に位置していたが，地殻変動によって椀状の基盤層に海水を蓄えたまま隆起した。これが塩湖となり長期間にわたって水分が蒸発し，沈降した塩分結晶化層が下部岩塩層となった。その後の海水位上昇に伴い，盆地に流れた海水は同じ現象を繰り返し最終的に上部岩塩層が形成された。タイ環境省によると，鉱床岩塩と塩害地の規模は次のようにまとめられる。

塩類集積土壌：約28,970km2
塩害地：約2,830 km2
鉱床岩塩：約18兆ｔ
鉱床カリウム：約25億ｔ
岩塩層厚：約100m～150m
岩塩層深度：地下約150m～300m
タイ東北部の約20％を占める土地は，すでに塩類集積土壌に覆われてしまっており，作物栽培に大きな影響を及ぼしている。その1割は農作物が栽培できない塩害地と化し，これが，タイ東北部における貧困の原因の一つとなっている。

こんな場所なのですよね…そしてもちろん地下水は必然的にかなりの硬度が高い水になっています。この土壌と水を使って牧場をやろうっというのだから…かなりの物好きですよね。しかしそこそこのクメール遺跡がある場所は、適当に水がある場所でもあります。水が無い場所には遺跡はありませんからね。

基本的にこのコラート台地では天水を利用した農業が主体となります。灌漑施設もあるのですが一部の地域のみとなり、ほとんどは天水による農業となっています。

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具体的な牧場の立地...

うちの牧場は非常に緩い低い丘陵の最上部に位置しており他からの雨水の浸入はないのです、よって洪水とは無縁でなのですが洪水によってもたらされる有機物等の流入は見込めず、有機物はもっぱら人力にて持ち込まないとならないのです。よって年を通して隣のゴム園から草を刈り牧場へ搬入を行っています。もちろん持ち込む草は水牛の飼料となります。

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また雨季以外には牧場周りの農地を借り上げて、飼育している水牛の放牧を行なっています。午前中は借り上げた農地に放牧し午後は牧場に帰るというスタイルです。このスタイルですと水牛は放牧地にて草を食べ、トイレは牧場へ帰ってからということになります。水牛は極度に陽射しに弱く、水浴びや泥浴びをしないと熱中症になり死んでしまいます。また水浴び時(浅い池)にトイレをするというスタイルでもあります。よって牧場には深い池や浅い池が必要になるのです。水牛を放牧するのは牧場外からの有機物の搬入という側面もあります。

借り上げている土地...

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うちの牧場は上の写真のオレンジで囲ってある場所で、放牧用に借り上げている土地は水色、ピンク色、黄緑色の三ヶ所となっています。緑色で囲まれた土地は少し前の記事のゴム園で、その土地の下草を刈る権利も買い上げてあります。

またこの写真以外の場所に雄水牛用の放牧地を借り上げてあり、そこに水牛舎を建て雄水牛はそこで飼育しています。雄水牛は成牛に近づく力が強くなりますし、盛りの時期はコントロールが難しくなりますからプロの牛飼いに託して生育しています。現在、オレンジ色の牧場内で飼育している水牛は牝水牛を主体として40頭弱となっています。たかだか40頭弱の水牛を飼育するのにもこのような広大な土地が必要なのです。