現在、自宅庭にて少々鶏を飼育しています。内輪は…昔の名残の黄斑プリマスロックと軍鶏といわゆるブロイラーとインドネシア原産の肉が黒い鶏と多種にわたって飼育してます。
鶏は排泄物が肥料となるようにエネルギー効率が悪いんですよね。よって給餌をして飼育するには鶏糞を何かの用途に使用しないとエネルギー効率が悪く採算ベースに乗りません。飼育環境ですが、塀等のない広い環境であまり給餌せずに飼育するのが一番良いと思います。また抱卵させて繁殖もあまり良くありません。鶏は基本肉食なので共喰いしますし、殺し合いは日常です。
でもですね…イサーンの田舎に住んでいて軍鶏を食べないのは、かなり残念ですよ。締めて直ぐに調理した軍鶏は絶品ですからね。
ならば…一番おすすめな飼育方法は…近所から軍鶏母さんとやや大きくなった親離れ前の若雛数羽を一挙に購入してしまうのです。一般的に生体の軍鶏はキロ80バーツ程度かそれ以下で取り引きされますから、母さん軍鶏が1.5キロ、若雛が0.5キロくらいしかないですから、大した金額にはならずに購入できるはずです。
そしてそれを人家の近くのなるべく広い場所で放し飼いをすると良いです。そして適時に締めて食して、また購入…という繰り返しが一番費用対効果が良い軍鶏の飼育方法かと思います。
ブロイラーも軍鶏と同じ飼育方法でガイヤーン(焼き鳥)にしないのであれば、そんなに味は劣りません。スープ系の調理が良いと思います。ブロイラーの方が軍鶏に比べて二倍以上もエネルギー効率が良いですから、平飼いでこちらを飼うのもありかと思います。共喰い率も低いですから比較的飼いやすいメリットもあります。
とりあえずうちは牧場にも飼育してますが、やはり牧場と住宅地ですと絶対的なエネルギー量の差があり、やはり住宅地での飼育に勝るものはありません…
イサーン地方が貧困といわれていたのは地力すら無いということが原因の一因だったのかもしれないと思いますよ。
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