前回のタイ滞在時に農業用給水ポリマー(SAP)を使用してユーカリの木を植樹してみました。良く砂漠を緑化する際に使われる素材ですね。今時は支那やインド等で大量に生産され単価も下がって来ていますから、イサーンの牧場でも使用に耐えるようになると思います。この素材が一般的に使われるようになると地域の特性が失われていくと思います、今までの産地の地位は塗り替えられていくでしょうね。世界のグローバル化ってそういうことなんですよね。ただし…イサーンの田舎で使うには地下水を利用することになると思いますから、塩害の地域が拡がるとは思いますけどね。
前回ですが、テストケースとしてユーカリの苗木の周辺にSAPを使って植樹してみました。その後の経過でですね…ポリマーを少し多めに添加した場所にちょっとした異変があったんですよね。それは考えても見なかった現象が現れていました…
吸水ポリマーの吸収力をご覧ください(Super absorbent polymer)
その異変とは…
ポリマーを添加して植樹した木の周りに…アカアリがびっしり巣を作っていたのです。タイは乾季がありまして…乾季は本当に雨が降らないんですよね…それでも寒い時期は朝露か降りてお湿りにはなるのですが、朝露ですから地中までは届かないですよね。アカアリとしでも生きていくには水が必要ですよね。乾季にはアカアリも巣に給水するのは大変な労力が必要なのです。
しかし…給水ポリマーがあれば、地中にポリマーがあれば給水の労力は必要無くなるますよね…だからユーカリの木の周り、給水ポリマーが添加されている場合に営巣したのでしょう…これには本当に驚きましたよ。
植樹した木の周りにびっしりとアカアリ…とてもシュールな感じです…
植樹した場所は牧場ですから、アカアリが多少居ても問題ないのですが…多少ならね…見たところアカアリを養殖しているような風情になってしまっているところが若干心配ですが…まー仕方ないかな…
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バッチョーネ タイランド