うちの近所のイサーンの田舎の井戸は直径100cmで深さが50m以上という仕様が主である。水位は20m付近でポンプ位置が28m付近なのだが…揚水力の高いポンプに変えたのだが何故か結果として揚水量が増えた感がない…
何故かと調べてみると…ポンプの位置が水位に近く揚水しはじめると井戸の中の水位が下がりポンプの空運転防止センサーがオンになりポンプが停止しているようなのである。ようは揚水して水が戻る時間までのタイムラグが発生しており、結果としてポンプの稼働時間が短いことが判明した。
イサーンの田舎の井戸は直径10cmで垂直に掘られており地表から直径100cm、長さ4mのPVCパイプを1本程度差込んでいるという感じのものである。日本人的にはPVCパイプで保護されていない場所がすぐに崩れて井戸自体が埋まってしまうと思うのであるが、それが埋まらないのである。地表から離れるほど単一の粒径の砂は固く締まっているのかと想像できる。イサーンの土というか表土も単一の粒径で不純物が無いので固く締まっているのである。
とりあえずポンプ位置を8m下げてみるつもりではあるが、この揚水量の多いポンプは浅井戸用であり、8m下げることにより揚水量が激減してしまう…今までちょっと疑問に思っていることが、これで判明した訳ではあるが…ちょっと高い授業料になった感もある。
とりあえずポンプ設置位置を変更して結果を見たいと思う。
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