馬鹿らしいイサーンの田舎の話…

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馬鹿らしい…とか失礼な題名になってますけどね…日本人の私からみるとね、馬鹿らしいって話なのです。何が馬鹿らしいって言うと…イサーンの田舎の土地の話です。

イサーンの田舎の土地ですが、残念ながら生産性はほぼありません。強大な資本があれば別ですが、一般市民の資本力程度では無理かなぁ…という感じです。タイ王国の土地は公的な機関が所有する土地も多く、土地の売買に関わる場合は目的の土地に登記簿があるか、ようは登記可能な土地であるかを調べる必要があると思います。まーそもそもタイの土地なんて外国人名義にならないのだから関係ないっと考える方もいらっしゃるかと思いますけどね。ぶっちゃけ登記できない土地の使用権の売買が一般的に行われていることが多いのです。こういう土地の使用の方法は今後徐々に法整備化されていくでしょうから、よほどの田舎でない限り問題の火種になりかねないと思います。タイ王国は優しい国で弱者救済を実施する国だと感じますが、土地のことになると…分かりませんからね。

またその使用権的で売買される権利に似たものの価格もですね、わりと高価なのです。やはり日本人である私とイサーンの方との考える未来の時間的距離に隔たりがあるのでね、感じ方が違うのです。イサーンの方の未来は遠くても数年後くらいな感じですし、日本人の私は10年以上後っていう感じというと分かりやすいかと思います。

また登記可能な土地についてもですね…ほんと驚愕する価格というか言い値でびっくりします。先程も書きましたが、イサーンの田舎の土地なんて生産性がほぼ無いと私は思いますから…それを基準に考えますとね、べらぼうに値段が高いです。

イサーンの田舎の農地に関してはですね…日本人的には全くの生産性がゼロです。イサーンの田舎の農地なんて主な利用理由はマネーロンダリング用だと私は感じますよ。バンコクで働く身内からの資金を洗浄したり、申告できない収入のカモフラージュとして利用したり、政府からの補助金目的とかね、そんな感じが多いですね。

そしてですね…イサーンの田舎でも日本人が抱いていた土地信仰と同じようなものがありましてね、土地は永遠に右肩上がりに価格が上昇して行くという…なので土地の言い値は基本的に高いです。例えば…ある金がある人がいて、その人がAという土地を非常に高値で買ったとします、そうすると隣のBやCの土地も同じような高い値段になるのです。その土地の生産性や利用価値とかね、考慮されません。イサーンの田舎の人は、誰かの成功例を手本として行動することが常でありますから、こういうことになるのです。

またイサーンの出身者には年老いたらイサーンで農業でもやって暮らすという思想がありますから、生産性や利用価値以外の需要もあると言えばあるのです。