そろそろ稲刈りも終盤になってきました。
本当にもう手刈りしている田んぼはありません。こーなんでしょうね…米価は10年前より30%程度下落しています。まー良いところ10年前と同じ売価ですから、インフレ率が高いタイ王国においては更なる米価の低下となっています。手刈りで農家が手弁当で互いの稲刈りを手伝ったのに比べれは米作農家の収入はめっきり減ってしまったはずです。機械刈りをすれば1ライあたり700バーツということですからね…それに比べて脱穀して乾燥させた米の買取価格はキロ13バーツ、日本円で50円弱です。
脱穀についても同じように、ここ10年くらいでかなりの変遷がありましたね。私はイサーンの田舎で写真の脱穀三種類とも経験がありますが、機械化されるほど収穫に対する喜びが失われていった気がします。現在でも手刈りをしている農家は中段の脱穀機により脱穀を行いますが、吹き上がるお米が外され藁に笑いや喜びが湧きがった記憶があります。
機械化された稲作を行わざるを得ないイサーンの田舎は、政府やバンコクやパタヤなどで働く子供たちの支援が無ければ生活していくことは甚だ困難になってしまいましたね。
タイ王国の田舎でも、ここ10年くらいの間に暮らしぶりがハッキリ変わってしまいました。近所で買物をしていた人が今はネット通販を普通に使っています。この変わりようは日本より急激な変化となっています。
日本の様に小さい店が淘汰されて、田舎は更なる貧困へと向かっているのでしょうか…
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バッチョーネ タイランド