明日のために何かをやっておくのは気分的には有意義なことかと思いますが、それが幸せに繋がるかは…かなり懐疑的です。
大昔のような情報格差があるならば有効だったかもしれませんが、情報のグローバル化により知識量や準備量のアドバンテージは少なくなってしまいました。この最近流行りのグローバル化っていうのには私は大反対でしてね、そもそも10年前に会社を辞めたのもそのグローバル化により自分や日本が不利益になるという思いもあったからです。現代のグローバル化は物凄いスピードで世界を社会を均一化していきます、要は私が持っていたアドバンテージはネットをググることにより一瞬に埋められてしまうということになってしまいます。もちろん人々の年収も物凄いスピードで世界的に均一化していくでしょう。私がサラリーマン時代に中国と取引したくなかった理由は自分が近い将来、目の前の中国人と同じ年収で働かなくてはならないと思ったときにゾッとしました。(もっとも残念ながら現在では、その中国人の足元にも及ばない年収になってしまいましたけどね…)
明日のジョーのように…明日のために…明日のために…今日になっても、明日のために…幸せの先送りでしょうかね。いつの今日も明日はあります。いつその明日が今日になるのでしょうか？ビジョンが明確に出来ない昨今ですから尚更ですよね。
情報格差がなくなりつつある御時世です…キャッシュも電子化されログを取られることは明白になりつつあります…益々勝ち抜けは難しくなって行きます…やはり今日を愉しんだもの勝ちなのではないでしょうか？
良く言われることですが…日本人は鍋でゆっくり茹でられているカエルのようにも見えます。街中では皆さん一様に眉間にしわを寄せて通り過ぎていきます。
今日の幸せにキャッシュを出せない人に幸せは来るのでしょうか？
明日のために何かをするより、今日を愉しんで生きていける考え方や方策をした方が幸せかもしれませんね。
宵越しの金を持たない江戸っ子は、それなりに幸せだったはずですから…
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バッチョーネ タイランド
