イサーン(タイの田舎)は牛の産地なのです...
日本以外の牛肉は美味くないってね、普通思うよね。しかしね、最近はイサーンの田舎でも人工授精の牛がちらほら作られているのよ。基本的にタイ人は牛肉を食べないのだけどね…コンイサーンは食べる人がチラホラいるんだよね。タイ人曰く…牛肉は臭いそうです。
イサーンの有名な肉はシャロレー種という牛で主にイサーン地方の北部で生育されています。シャロレー種はフランスから持ち込まれた赤身の美味しい牛です。
和牛交雑種なら...
一方…イサーン地方の南の方は耳の長い牛で、インドやメキシコから持ち込まれた種、ブラーマン種が主なのですが…最近はその牛と和牛の交雑種が育てられています。和牛交雑種ですから、もちろん和牛の精子で人工授精しているのです。そしてその種付料は5K~10Kバーツという価格となってます。そのやり方はですね…雄牛のカタログがあってそのカタログの中から精子を選択する仕組み。
コレがイサーンのブラーマン種と和牛交雑種になります。私の友人が交雑種専門で飼育しています。
もちろん種牛によって精子の価格が違うのです。また種付が失敗した場合は、種付完了まてケアするということになっています。まータイの仕事はですね、基本的に成功報酬のスタイルになっていますからね。
人工授精なのよね...
これは但馬牛の冷凍精子を使って在地のブラーマン種に人口受精した牛の肉です。350~400バーツ/キロの価格です。日本円ですとキロ単価1200〜1400くらいになります。日本人的には圧倒的に安いですね。
売られている部位は色々ですが、この手の牛は基本的に穀類で飼育しているので脂がしっかりのっています。穀類で飼育していますから脂もそこそこ美味いです、もっとも但馬牛のDNAですからね、飼料を間違えなければ美味しいハズですよね。もちろん日本の牛肉に較べれは格下になるのは致し方ないですよね、日本人の飼育は格別ですからね。もちろんタイで売られている一般の牛肉とはまるで違います。その交雑種の肉を見ますとですね…さしの入り方はかなり大雑把というか、きめが粗っぽい感じがしますね。やはり純粋な和牛のようにきめ細かいさしにはならないのでしょう。また脂の溶解温度も和牛より高い感じがします…脂を指で触っても溶け出さない感じがしますからね。
イサーンで食べられるスタンダードな料理に合う肉は赤身の肉で、このような霜降りの肉に対する調理法は無いのです。霜降りの肉に対する調理法のスタンダードはやはりステーキになりすが、イサーンの田舎でステーキっていうのは多分ですが…今のところ需要がないのです。たから肉の単価が育成工程の経費に比べて安くなっているのでしょうね…
ステーキでは...
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さて…ステーキにするとこんな感じです。サシがかなり入っていますから固いってことはないです。純和牛には敵いませんが交雑種として日本売られている牛肉と変わらない美味しさだと思います。はっきり言って美味しいですよ。
やっぱり和牛が入るとですね…脂が美味しいのだと思いますね。食べ慣れているからかもしれないですけどね…
肉の油で揚げる...
そして…とりあえず薄切りにして焼き肉にしてみました。えっ?焼き過ぎって?あのですね…イサーンに来て焼き肉を何回もトライするうちにこのスタイルに落ち着いたのですよ。牛肉自らの牛脂でフライドするスタイルです。牛肉の牛脂揚げって感じにするんですよ。牛肉の周りがちょっとカリッとする手間までフライドね。これがね…ホント一番美味しいのです。
いわゆる日本式...
日本人的な感じで…焼肉スタイルでミディアム的に焼くとこんな感じです。これも日本から持ち込んだ粗切りわさびでいただくとめっちゃ美味しいです。
しかしね〜この脂身の牛肉は「フライド」が一番美味しい。やはり脂を使わない料理は味気ないね。しかも~そもそも牛肉の牛脂だからね、ほんとに旨いよ。
チャンスがあれば食べてみてくださいね。ホントおススメです。
これもタイ料理っていうかエスニック料理っていうか…やっぱ山葵使うから日本料理かしら?海外移住者も観光客の方もチャンスがあれば食べてみてくださいね。
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