イサーンの田舎の泥棒対策…その2です。
- 対策はマテリアルで...
- 鉄格子の取付...
- 視認性を上げてみた...
- 量産します...
- ドアの防犯は...
- 弱点が多い外開き...
- さらなるウィークポイントはここ...
- 補強も兼ねた防犯...
- 防犯に優れた内開きドア...
- ウィークポイント補強...
対策はマテリアルで...
タイの田舎の泥棒の家への一般的な侵入経路は窓と扉でしょう…今回は窓と扉について対策していきます。
タイ王国の東北部にある、うちの農場の家の窓は窓が外に向かって開くタイプですから窓の内側に鉄格子を取り付けます。使用する鋼材は1センチ角の4メートル90バーツのものをつかいます。窓一つに対して90バーツの角材を三本使う感じです。合計270バーツですから千円弱という感じです。
鉄格子の取付...
溶接接合したあと木ネジで窓枠に取り付けてみました。木ネジは四センチ程度のものをつかい少し頑丈にするイメージで取り付けてみました。
視認性を上げてみた...
可能であれば外から容易に鉄格子を確認できるように白く塗ってみました。コンイサーンは面倒なことは実行しないので、この白く塗られた鉄格子をみたらこの家に挑戦しないでしょうけど…作業も面倒くさいですなw
量産します...
とりあえず鉄格子を試しとして取り付けてみましたが良好な感じでしたので、ちゃっちゃと必要な数を生産しました。タイに来る前は溶接なんてやったことなかったのですけどね、今は数をこなしましたので薄物も簡単に溶接できるようになりました。これにて窓に関しては対策完了です。
ドアの防犯は...
次はドアになりますね、ドアは寸法違いで三枚あります。写真はプラスチック製のドアですから防犯能力は皆無です。このドアは内開きになりますから外側に自作の鉄製のドアを取り付けます。鉄製ドアといえどヒンジ部は弱いですから破壊されないようなヒンジを使います。
弱点が多い外開き...
ドアと外枠はジャストサイズとし工具類を差し込まれないようにします。また外枠はコンクリートの壁に穴を開けネジ止めします。仕上がりはこんな感じです。
さらなるウィークポイントはここ...
この外開き鉄製ドアの弱点はこの南京錠になりますかね。南京錠は、物理的にもかなり開けやすい鍵になります。まーこのドアの前は犬の寝床になってますから大丈夫でしょう。
補強も兼ねた防犯...
玄関のドアは外開きですから、自作の鉄製ドアは内側に取り付けることにします。本来鉄製ドアは外側つけたいのですが、二枚の外開きドアを使いやすいように取り付けるのはちょっと工夫が必要になり鋼材を余分に使うので、安価で取り付けられる内側に取り付けることとしました。
このドアはコンイサーンが開けっ放しにすることが多かったためにドアの上部のコンクリートの壁に割れ目が入ってしまっています。今回はその割れ目対策もしつつ鉄製ドアを取り付ける事としドアを取り付けるドア枠を造り付けていきます。ドア枠ですが、上部は家のフレームに取り付け、下部は床に直接ビス止めし壁の補強も兼ねます。
防犯に優れた内開きドア...
玄関の自作鉄製ドアを取り付けるとこんな感じになりました。鉄製ドアは強度が必要ですが、あまり重くなっても実用性に欠けますから注意が必要です。
ウィークポイント補強...
内開きのドアの弱点はかんぬき式でロックしますから、そのかんぬき自体を切断されたりすることですね。とりあえずその部分をガードする部品を取り付けておきます。
内開きドアのヒンジ部は内側にありますからヒンジ部を破壊することは無理でしょうから、この家に侵入する場合はかなり手間がかかると思いますから挑戦するコンイサーンはいないでしょうね。
この辺りは移住者やロングステイ者の方々は理解していると思いますが、旅行者の方も少し知っておく必要があるかと思います。
DIYならばいろいろな用品について知識が必要だよね。海外移住者も知識が必要だけどね。
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