2019年までのイサーンの田舎のうちの周りの米作における収穫方法は90％以上がハーベスター(刈り取り機)による収穫へと変化した。
つい数年前までは人による稲刈りも各所で行われていたが、このところ一部超小規模農家を除いてめっきり行われなくなった。うるち米については田植えも行われず田への直接種米をばらまく方法であり、ついにうちの周りでは収穫までほったらかしの米作となった。
うちの辺りの米作農家の一年は田おこしはトラクターをオペレーターごとレンタルし、降雨を待ち種米を田にばらまき、草取り等の管理はなし、雨季になれば勝手に田に水が溜まり、乾季明けでハーベスターをオペレーターごとレンタルし収穫と…収穫までは種米を撒く以外人が手を入れることはない。また収穫した米の乾燥は人が介在し、乾燥後トラックへ積み売却するといった工程になる。もはやうちの周りのイサーンの田舎の人々は農家でも無くなってしまった。もちろん米作農家は政府からの降雨量の少なさによる保障金、また収穫時の補助金を獲得する手段でもあります。
イサーンの田舎の米作は、もはや完全なるマネーロンダリングの仕組みとなった感はあります…
※ここで言うマネーロンダリングとは…米作をイサーンで行う家の家族等がバンコク等で働き米作の資金をイサーンの米作を行う家に仕送りする、その資金でイサーンの米作を行う家が米作をし実った米を売却換金することにより、あたかも米作を行う家自らがお金を得たという主張するような状況のこと…
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