実は先月中旬頃からデング熱騒動がありました。タイ王国の東北部イサーン地方でのお話です。
デング熱の発生とネッタイシマカ駆除
もちろん実際に十名弱が罹病し大変な騒ぎだったのです。
ネッタイシマカは日中に飛来します、またその飛来スピードは速く飛翔距離も長いですね。
ネッタイシマカに刺されるとチクッと痛みがあります、ネッタイシマカは一度に吸血することはなく数度にわたり刺し吸血をする場合が多いと思います。同じような場所を数回刺されていたら要注意です。
飛来する姿は黒く胴に白いバンドが入っていますので、明らかに家蚊とは違います。また日中に行動する点も違うところです。
罹病者の立ち寄り場所や住居を役所から派遣された作業者が燻蒸器にて燻蒸して回りました。
燻蒸煙は軽油を利用しているのか、非常に軽油系のケミカル臭が漂います。この煙を住居の中まで撒き散らすんですよね。
まーネッタイシマカ対策でしょうから仕方ないのですけどね。この燻蒸をうちのある村全体に施していました。
燻蒸煙はケミカル臭
いざ家の敷地となるとこの燻蒸煙は物凄く辺り一面真っ白になります。また燻蒸煙を家屋の中にも散布する必要がありまして…家の中が真っ白でケミカル臭が立ち込めることになりました。この白煙は小一時間ほど留まり、ケミカル臭は数時間ほど漂うという、なんとも人間にもダメージが入りそうな感じで作業は終了しました。
この市役所の燻蒸器によるネッタイシマカ対策は良かったと思いますが、うちの市の公立病院の対応がまずかったのです。
不満が残る病院の対応は…
デング熱発症者が病院へかかったのですが、医者の判定はただの風邪という結果…
そこでひと騒動ありまして、結局数日後にデング熱ということが判明したのです。
この件で公立病院の医者達の信頼度は下がり…お金のあるものはさっさとコンケーンの市立病院へ転院していきました。
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