牧場のガードドッグはブラジルの守護者
タイ王国の東北部イサーン地方にある我が家の番犬はフィラブラジレイロを導入しています。牧場も同じフィラブラジレイロです。
ガードドッグの変遷
最初はドゴ・アルヘンティーノを導入したのですが、ドゴアルヘンティーノの膨大な運動量は閉鎖された敷地で飼うのはですね、なかなか困難なんです…っと言うわけで、現在のフィラブラジレイロになった次第です。
フィラブラジレイロは英名ブラジリアンガードドッグとも言い基本番犬用の犬です。
基本チェイサーでして運動量はめっちゃ少なく、一日中イビキをかきながら寝て過ごしています。
筋肉お化けのドゴアルヘンティーノとは好対照です。
シングルコートの番犬
タイは暑い国ですし害虫も多いので、基本はシングルコートの短毛犬がよろしいかと思います。また番犬として飼うのであれば、コマンド無しで人間(侵入者)に対してファイトするタイプの犬でないとなりません。この繋がれていない状態で、かつコマンド無しで人間に対してファイトするっていう犬種はなかなかないのです。吼えるだけでなく、直接バイトするのが望ましいのです。
幸いフィラブラジレイロはそういう個体が多いので番犬として飼うメリットはあります。もちろんバイトしない個体もいますけど、なるべく飼育環境は限定された人間しか接触しない環境で飼育すれば、侵入者に対して激しく威嚇行動は行います。
絶対忠誠を誓う犬
もちろん犬はある意味人間より信頼できるパートナーであり、このフィラブラジレイロという犬種はマスターに絶対忠誠であり、マスターから目を離すこともない忠実な友人にもなり得ます。
この犬種の良さはマスターに絶対忠誠というところかと思います。
イサーンで犬は消耗品
イサーンという場所柄仕方ないのですが牧場では番犬の消耗が激しく毎年二頭喪う感じになってしまっています。
この消耗率ですから、残念ながら個体に固有の名前をつけるのが憚られまして…家の雄一頭にしか固有の名前が無いのが現実です。
こんなことは日本人には考えにくいかもしれませんが、これが現実なんです。
もちろん彼等は命をかけて私や家、牧場を警護しており、その結果が上のような結果になるのです。やはり名前をつけるとどうしても過分に感情移入してしまいますからね、喪うことを考えるとね、座ながらやはり固有の名前をつけるのは憚られますね。
今期は最低雄二頭は増やしたいのですが私の不在な時間も多いため、なかなか難しいかもしれません。
現在、家に三頭(雄.雌二頭)、牧場に二頭(雄、雌各一頭)というかなり厳しい状態になっています。
多頭飼いは維持費が膨大…
しかし…この手のサイズの番犬を多数維持していくのも経済的には大変ではありますけどね。
もちろん私に忠誠を誓う愛すべき犬達は私の良き友人であり、私の守護者、また私の身代わりでもあるのです。
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