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雨季ならではのイサーン(タイの田舎)の食べ物は…

雨季ならではのイサーンの田舎の食べ物は…

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雨季の贈り物...

イサーン(タイの田舎)が雨季に入り雨が降ると何処からともなく現れるのがカニなのです。このカニですが皆さんご存知のタイ料理のソムタムに入っている塩漬け蟹のカニと同じ種類のカニになります、ソムタムプーのプー(カニ)です。このカニは日本的に言うとサワガニっていうことになりますでしょうかね。別に沢があってそこに住んでいるわけではありませんが田んぼなどに穴を掘って乾季をやり過ごして雨季の降雨時に出てきたカニになります。

 

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ぞろぞろと

このカニですが、雨季の降雨時になるといたるところからぞろぞろ這い出てきます。イサーンの田舎では降雨時に道路をたくさんのカニが歩いている姿を見かけることができます。

 

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道路を歩く魚...

うちの牧場も雨が降るとプラーチョンやキノボリウオと一緒にカニがぞろぞろ出てきます。

(写真は降雨後に新天地を求めて田んぼから二メートル高い道路上を這って移動するキノボリウオ、アナバス)この雨が降ると移動する生物は繁殖のための新天地を目指すのでしょう、雨が降ると同時に這い出してきます。カニの捕獲ですがほんの五、六分拾うと写真のように三十匹くらい集まります。カニは隠れようともしませんから、普通に拾うことができますから簡単なお仕事ですね。

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なかなかのサイズ...

カニのサイズはこんな感じです。オスの爪は大きいですね。この大きい爪を食べるのです。


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調理してきます...

捕獲したカニの爪の食べ方はいたって簡単です。まず火を焚いて火で爪を炙るだけになります。まー牧場にはガスや電気はないので、炭に火を起こす必要があるんですけどね…とりあえず火を起こしてカニの爪をもぎ取り五分くらい炙るとカニの香りがでてきましてですね、良い感じです。カニ本体をコンイサーンは食べますが、ちと泥臭い感じがしますね。もちろん焼きたてですからカニの良い香りです。このカニ寄生虫のリスクも高いですから、もし食べられる場合は良く加熱してくださいね。爪だけなら簡単に加熱できますし、まったく泥臭い感じはしません。

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なかなかのサイズ...

焼いたカニの爪はこんなサイズになります。サワガニと言ってもそこそこ良いサイズでしょ。焼きたてですからカニの良い香りがします。もちろん焼きたてですからとても熱いです。

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カニは蟹です...

爪を割るとこんなに身が詰まっています。お味ですが、もちろんカニの爪ですから美味しいカニの味がします。そこそこ食べ応えある大きさですから十個くらい食べたら堪能しますね。タイの田舎の雨季の食べ物になります。

 

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悲惨な運命...

この時期は上の写真のように市場にて袋にカニの爪だけが入っている状態で売られていたりします。写真の量で10〜15バーツくらいです。

こんな感じでこの時期はカニの爪が売られることになります。そしてイサーンの田畑や道路には爪を取られてしまった爪無しのオスのカニがうろちょろと歩き回っていることが多いのです。オスの爪だけが需要がありますから、本体の方はリリースされることも多いのです。このカニは案外美味しいですから移住者、ロングステイ者、旅行者の方もちょっと雨季の時期のイサーンの田舎の市場を覗いてみたらいかがでしょうか。

 

オスのカニは雨季にこのような試練がありますが、メスの方はどうなのでしょう…もちろんこの時期のメスはとても美味しい調理法があるのです。

つづく…

 


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