もうかなり前のことになりますが…タイのイサーンの田舎でトラクターを買ってみました。私のBLOGに来る方で「タイ トラクター 買う」というような検索ワードで訪問される方が多いので再度記事アップします。
- タイで購入したモデルは...KUBOTA4508
- トラクター本体価格は?
- 作業用のユニットも同時購入
- イサーンの田舎のトラクターレンタル料金と費用対効果
- やっぱり不必要…
- クボタのハーベスタ、コンバインについて
- やっぱりローカル製が有利
- 農業用機械メーカーの狙い
タイで購入したモデルは...KUBOTA4508
クボタのトラクター4508というモデルでした。
購入したのは、トラクターと排土板を上下可能なユニット、ロータリーユニット、ターンバックユニットという組み合わせでした。
4508というモデルは現在は4708というモデルになっています。クボタのトラクターですと水田に入れるモデルの中で最も大きなモデルです。
このモデルの下位に3608というモデルがあり、こちらが一般的な稲作農家用だと思います。
100人の一般人へのアンケート調査クラウドサービス【100人アンケート】
トラクター本体価格は?
価格的には4508本体が45万バーツくらいだった記憶があります。
下位モデルの3608だと28万バーツくらいだったかな…
作業用のユニットも同時購入
トラクター本体だけでは、トラクターとしての機能は果たせませんから作業用のユニットを購入しないとなりません。
タイ王国だとターンバックという土を反転するだけのユニット(反転ディスクユニット)が一般的です。
稲作農家ですともう一つロータリーユニットがあればとても良いと思います…が…これは高価です。
この辺記憶が曖昧で申し訳ありませんが、高価なロータリーユニットと反転ディスクユニット、畝立てユニットセットで25万バーツくらいで本体合わせて60万バーツくらいでした。たしか付属品の割引キャンペーン中っていうことでした。
イサーンの田舎のトラクターレンタル料金と費用対効果
ちなみにトラクターをレンタルした場合ですが、現在は反転ディスクユニットを使った土の反転し耕す作業がライあたり500〜700バーツくらい作業代になっています。ライあたりのディーゼルオイル消費量は不明ですが、1リットルとしても30バーツなので計算としてはライあたり700バーツとしてざっと計算すると8600ライの作業代と同等ということになります。うちの牧場の敷地は80ライですが100回トラクターがかけられる値段ということになります…
やっぱり不必要…
この値段を鑑みるとですね、やはりイサーンの一期作や二毛作の農業に自家用乗用トラクターは不要ということになりますね。
クボタのハーベスタ、コンバインについて
ちなみにクボタのハーベスター、稲刈り機について簡単に書いておきます。
コンバインとか言ったりしますが、まーハーベスターがらしい呼び名かと思いますが、こいつは大体100万バーツくらいします。無限軌道ですから移動がめっちゃ遅いので移動するには写真のようなキャリアかトラックが必要です。
こいつの刈り取り部の部品はほんと消耗品というかイサーンの土地にあっていないというか、すぐに壊れてしまいます。また部品価格は非常に高いですね。もちろん刃物の部分が壊れたりしますから高いのは致し方ないのですけどね。
このハーベスターは個人用として設計されているらしく、営業用としては向きませんね。
部品が精密で高価というのが命取りです。
やっぱりローカル製が有利
これを買うならタイのローカルのアメリカ製のコピーハーベスターの方がまったく良いです。
しかし価格は倍になり、移動には大型トラックが必要になりますけどね。
まーそもそもイサーンの一期作に自家用ハーベスターとか贅沢すぎですね。
イサーンが米の収穫時期になればナコンラチャシマ辺りからハーベスター部隊が遠征してきて刈り取りの作業を請け負いますから、そちらを頼んだ方が良いと思います。
農業用機械メーカーの狙い
クボタさんは、トラクターやハーベスターの請負い作業業者を見込み、大規模に売出しましたが現在イサーンの田舎ではハーベスターはほぼ見かけなくなり、トラクターも半減してしまいました。やはり天水農業の一期作には必要ないってことだと思います。結局、イサーンではトラクターやハーベスターは宝の持ち腐れだってことです。
タイ、イサーン、稲作、トラクター、価格、コンバイン、儲かる等の検索で訪問される方が多いのでリアルな数字を提示して書いてみました。
参考になりましたら~ポチッ♪ポチッと2度お願いします!↑
それでは皆様チャオ♪バッチョーネ♪